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特集・情報セキュリティ

サイバー攻撃から自分と家族と会社を守る(情報流出に備える頼み方)

個人情報の流出やサイバー攻撃のニュースが毎日のように流れています。多くの被害は、更新していない・パスワードの使い回し・二段階認証がない・だまされて押した、のどれかから起きています。この特集は、その基本を自分で固めるための頼み方です。個人と家族の守りが8本、小さな会社の守りが7本、ニュースを家族や社員に伝える1本。どれも「攻撃の手口は書かせない」「実際のパスワードや番号は書かない」を条件に入れています。

スマホとノートパソコンの上に、鍵のついた盾が浮かんでいるイラスト

個人・家族の守り

まず、自分のアカウント

使っているサービスを書き出して、メール→お金→本人確認の順に守りを固めます。パスワードの管理方法もここで。

二段階認証をどのサービスから設定するかの順番を決める

二段階認証が大事だと分かっていても、どこから手を付ければよいか分からない人が、サービスの順番と方式の選び方を決めたいとき

使う人: 大学生・専門学生・社会人(若手・中堅)・フリーランス・副業 ほか

届いた連絡を押す前に

宅配・銀行・役所を名乗るメールやSMS、親への電話。リンクを押す前に確かめる手順と、家族の約束ごと。

届いたメール・SMSが詐欺かどうかを押す前に確かめる

宅配の不在通知、銀行やカード会社、公的機関を名乗るメールやSMSが届いて、本物かどうか分からず不安な人が、リンクを押す前に確かめる手順を知りたいとき

使う人: 大学生・専門学生・社会人(若手・中堅)・フリーランス・副業 ほか

高齢の親と決める電話・メール詐欺への約束ごとを作る

離れて暮らす親に、サポート詐欺や還付金詐欺、なりすましの電話やメールが来るのが心配な人が、家族で決めておく約束ごとと、親に渡せる1枚の紙を作りたいとき

使う人: 社会人(若手・中堅)・主婦・主夫・子育て中の親 ほか

もしもの時(なくした・乗っ取られた・漏れた)

あわてず最初の30分でやることを順番に。サービスから漏えいのお知らせが来た時も。

スマホをなくした・乗っ取られたかもしれない時の初動を整理する

スマホをなくした、身に覚えのないログイン通知が来た、SNSから自分の名前で変な投稿がされた、という時に、何から順にやるかを落ち着いて決めたいとき

使う人: 大学生・専門学生・社会人(若手・中堅)・フリーランス・副業 ほか

情報が漏れたかもしれない時にやることを順番に整理する

使っているサービスから情報漏えいのお知らせが届いた人や、ニュースで知って自分も対象かもしれないと不安な人が、きょうやることを順番に決めたいとき

使う人: 社会人(若手・中堅)・主婦・主夫・シニア・定年後 ほか

家と家族の守り

子どものゲーム・SNS、家のWi-Fiルーター、SNSで出している情報の見直し、月1回の家族の点検。

子どものゲーム・SNSを乗っ取りから守る設定を決める

子どもがゲームやSNSで友だちとやりとりしていて、アカウントの乗っ取りや「無料でアイテムをあげる」のような手口が心配な親が、設定と家庭の約束を決めたいとき

使う人: 主婦・主夫・子育て中の親・大人ならだれでも

家のWi-Fiルーターと外出先のWi-Fiの使い方を点検する

家のWi-Fiルーターを買った時のまま使っている人や、カフェや駅の無料Wi-Fiを使う人が、設定と使い方の点検を一度やっておきたいとき

使う人: 大学生・専門学生・社会人(若手・中堅)・フリーランス・副業 ほか

SNSに出している自分の情報を見直して特定・なりすましを防ぐ

SNSや投稿から住所や生活のパターンが分かってしまわないか、なりすましに使われないかが心配な人が、公開している情報を見直したいとき

使う人: 大学生・専門学生・社会人(若手・中堅)・フリーランス・副業 ほか

家族のスマホとパソコンの更新を月1回まとめて見る表を作る

家族のスマホやパソコンの面倒を見ている人が、更新やパスワードの見直しを忘れないように、月1回15分で確かめる表と当番を決めたいとき

使う人: 主婦・主夫・子育て中の親・シニア・定年後 ほか

小さな会社・事業主の守り

専任の担当者がいない前提で、効き目の大きい順に。対象は自社が管理するものだけです。

何から手を付けるか

人も予算も少ない会社のための優先順位と、攻撃を受けた時に誰でも動ける1枚の連絡カード。

小さな会社のサイバー対策を効き目の大きい順に並べる

専任の担当者がいない会社の社長や総務が、取引先から対策を聞かれたり情報流出のニュースを見たりして、何から手を付けるかを決めたいとき

使う人: 社会人(若手・中堅)・管理職・リーダー・フリーランス・副業 ほか

サイバー攻撃を受けた時の初動を1枚の連絡カードにする

ランサムウェアで画面が開かない、不正アクセスの通知が来た、という時に、担当者がいなくても誰でも最初の1時間を動けるよう、机に貼れる1枚の連絡カードを作りたいとき

使う人: 社会人(若手・中堅)・管理職・リーダー・フリーランス・副業 ほか

お金とアカウントを守る

取引先をかたる請求書メール、退職者と委託先の権限、クラウドの「リンクを知っている全員」の共有。

取引先をかたる請求書メールへの支払い前の確認ルールを作る

「振込先が変わりました」という取引先を名乗るメールや、社長を名乗る至急の送金依頼にだまされないよう、経理・購買が支払いの前に必ず確かめる決まりを作りたいとき

使う人: 社会人(若手・中堅)・管理職・リーダー・フリーランス・副業 ほか

退職者・委託先のアカウントと権限を外す手順書を作る

辞めた人や契約の終わった委託先のアカウントが残ったままになっていないか心配な総務・情報システムの担当者が、退職日にやることの手順書と、定期的な棚卸しの表を作りたいとき

使う人: 社会人(若手・中堅)・管理職・リーダー・フリーランス・副業 ほか

クラウドの共有設定を点検して外部に見えている物をなくす

クラウドの保存やチャットで「リンクを知っている全員」の共有が残っていないか、辞めた人や外部の人が見られる状態になっていないかを、担当者が点検したいとき

使う人: 社会人(若手・中堅)・管理職・リーダー・フリーランス・副業 ほか

サイトと在宅勤務

自社サイト・ネットショップの基本の点検、在宅勤務と持ち出しパソコン、不審メールの社内教育。

自社サイト・ネットショップの守りの基本を点検する

自社のホームページやネットショップを運営している人が、改ざんや情報流出を防ぐために、更新・管理画面・バックアップ・ログなどの基本を点検したいとき

使う人: 社会人(若手・中堅)・管理職・リーダー・フリーランス・副業 ほか

在宅勤務の自宅環境と持ち出しパソコンの点検表を作る

在宅勤務やカフェでの作業がある会社で、家のネットや持ち出すパソコンの守りがそろっているかを、社員が自分で確かめられる点検表を作りたいとき

使う人: 社会人(若手・中堅)・管理職・リーダー・フリーランス・副業 ほか

不審メールの見分け方の社内教育資料を作る

情報システムや総務の担当者が、取引先や社長を装った不審なメールに社員がだまされないよう、見分け方と報告の仕方を教える資料を作りたいとき

使う人: 社会人(若手・中堅)・管理職・リーダー

バックアップと漏えい時の手順

ランサムウェアに効くのはバックアップと戻す練習。漏えいが疑われた時の初動と、報告・通知の要否。

会社のデータのバックアップ方針を決める

ひとり情シスや社長が、PC・共有フォルダ・クラウドのデータを、故障や誤って消したときに取り戻せるよう、バックアップの方針を決めたいとき

使う人: 社会人(若手・中堅)・管理職・リーダー・経営者・起業

情報漏えいが疑われたときの初動手順書を作る

情報システムの担当者や経営者が、誤送信・不正ログイン・ウイルス感染などで情報が漏れたかもしれないときに、最初の24時間で誰が何をするかを決めておきたいとき

使う人: 社会人(若手・中堅)・管理職・リーダー・経営者・起業

個人情報の漏えい時に報告と本人通知の要否を整理する

総務・法務の担当者や経営者が、個人情報の漏えいや誤送信が起きた時に、個人情報保護委員会への報告と本人への通知が必要かを整理し、報告の準備を進めたいとき

使う人: 社会人(若手・中堅)・管理職・リーダー・経営者・起業

自社のAIチャットボットが情報を漏らさないかの点検は、自社AIの情報漏えいセルフチェックへ。

ニュースを家族や社員に伝える

大きな流出のニュースがあった日に、こわがらせず「うちは今日これをやろう」に落とす話し方。

情報流出のニュースを家族や社員に自分ごととして説明する

大きな情報流出やサイバー攻撃のニュースがあった時に、家族や社員に「うちは何をすればいいか」を、こわがらせず具体的に伝えたいとき

使う人: 社会人(若手・中堅)・管理職・リーダー・経営者・起業 ほか

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この特集の決まり

守る側の頼み方だけを作っています。攻撃の技術的な手口・コード・ツールの使い方は書かせず、会社向けは自社が管理する機器・アカウント・システムに限ります。実際のパスワード・暗証番号・カードや口座の番号は、AIに書かないよう各頼み方の最初で注意しています。

設定の場所やボタンの名前は機種やサービスで変わるので、頼み方では「公式のヘルプで探す言葉」を示す形にしています。被害が疑われる時は、サービスの公式窓口・警察相談専用電話(#9110)・消費者ホットライン(188)に相談してください。

よくある質問

この頼み方で、サイバー攻撃を完全に防げますか?

防げません。ただ、多くの被害は「更新していない」「パスワードの使い回し」「二段階認証がない」「だまされて押した」のどれかから起きています。この特集は、その基本を自分で固めるためのものです。

攻撃の手口は教えてもらえますか?

教えません。どの頼み方にも「攻撃の技術的な手口は書かず、守る側の設定・手順・見分け方にとどめる」条件を入れています。他人のシステムを調べる頼み方も作っていません。

パスワードやカード番号をAIに書いてもいいですか?

いけません。どの頼み方にも「実際のパスワード・暗証番号・番号は書かない」と最初に注意する条件を入れています。種類と状況だけで、守る順番は決められます。

被害にあったかもしれない時は、どこに相談しますか?

そのサービスの公式窓口、警察相談専用電話(#9110)、消費者ホットライン(188)です。会社なら警察のサイバー相談窓口とIPAの相談窓口も契約なしで相談できます。

会社のAIチャットボットの点検は?

別の特集「自社AIの情報漏えいセルフチェック」にまとめています。この特集はAI以外の、アカウント・メール・機器・クラウドの守りです。

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